女体

2007年10月25日 日常
その女はいきなり俺の体に全身を預けてきた。化粧もして指にはリングを付けているが服装から察するにどこかの高校生らしい。ピンクのナイキのバッグに年齢相応さを感じる。バッグからは古文のプリントが顔を覗かせている。顔はまだ幼い。女体はもう大人と言っても良いほど大柄である。

その成熟しかかりの体をすべて俺に預けながら娘は悲鳴を上げ続けている。俺の左右の二の腕に必死にしがみついている。






「大丈夫?バスの中では吊革にちゃんと掴まっていなよ」「ホントごめんなさぁい」見知らぬ娘との朝の一瞬の邂逅はかくして終了。バスの急ブレーキがもたらしたアクシデントでした。周りの客はニヤニヤ。もしたしたらあの娘とは来世で夫婦になるのかもしれない。


朝からごちそうさまでした

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