コバヒロ先発転向

コバヒロ先発に転向。強力な近鉄打線を6回無失点。鴨5-0牛

めでたい結果ではあったが、素直に拍手は出来ないわな。コバヒロの最近の中継ぎは打ち込まれる事が多く、完全にへたってきていると思われた。俊介をリリーフして勝星を消してしまったドームのハム戦なんかが典型例である。2軍調整（10日間）なり1ローテーション程度の休養を経てからの先発転向なら「将来のエース候補への布石か、戦略家コージマンセー」と喜んだところだったんですがね。

監督、投手コーチから理由の説明は無かったな。ビジョンがあっての配置転換であったのだろうか？定見というものがあって持ち駒を動かしているのか？2日前の突然の先発転向通知だったらしいし、シコ−スキーだって先発が足りないと先発、押さえが弱いとセットアップところころ変えたしな。

1ファンの私としてはいまさら負けが込んでも驚きません。勝ってもらうのはうれしいが、勝ち負けにはそんなにこだわっていない。
日々、少しはましになったかなと見守っているだけの私である。
ただ選手は宝である。目先の1勝を求めて選手を壊すな。大切にして欲しい。

千葉テレビを見ていて気になったこと。試合終了後、ライトスタンドのファンに挨拶をするため、コバヒロは走っていったのだが、その際、左右の手の振り方のバランスが妙であった。片手が上がらないようなバランスの悪さであった。
登板後のミンチーのようなテルテル坊主姿でもなかったし。先発投手としての体のケアーはなされているのかな？「疲れた」という若者らしからぬコバヒロの言辞も気になる。

彼の先発転向自体には賛成。あの堂々とした体躯は日本人にはなかなかいない。ランディージョンソンを右スリークオーターにしたような投げっぷりには惚れ惚れする。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
週刊ベースボールからネタ2つ。
1）ロッテは球団創設以来、ノーヒットノーランは1度しかされていない。12球団中もっとも少ない。ジャイアンツタイガーズでも7回くらいされている。これほんと。唯一の機会とは今井雄太郎(阪急）によるパーフェクトゲームである。パーフェクト寸前ならここ数年で何度見たことやら。ライブで見たのでも昨年のミラバル（吉鶴の9回ノーアウトからヒット）、今シーズンの張稼家（和田の限りなくエラーに近い喜多による唯一のヒット）と見てきたな。張の試合は3回に出たヒットだったので「いつも打てないな」とぼやいているうちに1安打で終わってしまった。
　往生際の悪い芸風が球団のカラーのようである。

2）週刊べは前半のマリーンズのMVPをミンチーにした。
ミンチーは私個人が去年のチーム年間MVPにしたので、私からはエースと呼ばれるのに恥ずかしくない存在になった清水直行にあげたい。

しかし投手陣が引っ張るチームのまま変わらないな。落合以来大打者が出ない。