酒井忠晴マンセー

2003年1月28日
武士のような立派な名前である。昨年までの
マリーンズの(ほぼ)正二塁手の名前である。打順は9番や2番が多い。足は遅し。右への流し打ちは絶品の上手さを誇る。そしてなんといってもこの選手の売物はさりげなく華麗な守備である。守備だけならダイエーの井口など比べ物にならないほどのカッコよさである。なんでロッテにいる間にゴールデングラブを取れなかったかな?小坂との二遊間はマリーンズの数少ない強みだったのに。ローズやアルマーニ西岡(今年の新人、18才の高校生がアルマーニ着て来たら怖い人社会以外では嫌われるわな)にあの鉄壁さ加減は演出出来るのか?今年から酒井選手は中日にトレードされてしまったので、球場に行く楽しみがひとつ減ってしまった。

マリーンズファンになった時は、あまり球団には期待をはなっからしていなかった。「強いことは期待していない、相手を踏みつぶすように強いチームが好きだったらジャイアンツでも応援していれば良い。ただ縁あってファンになったのだから楽しい試合を見せてくれ。」それを願いつついつもいつも情けない負けが続いていた。ファンクラブに入って間もないのに、変わり映えの無い試合展開に倦む事が多くなっていた。しかしある日を酒井に(じゃなくて境に)私のマリーンズ観は大きく変わった。

2000年の5月だったと思う。かなり熱い日であった。かき氷売り場に長蛇の列が出来ていた。
相手はダイエーホークス。ダイエーは立派な人気球団になったため、千葉マリンでも多くの観客を集めるようになった。GW、日曜、好天気と他の条件もそろっていたと記憶している。あんなに客が入ったマリンを見たのはあの試合以外では、巨人とのオープン戦しか記憶にない。(対巨人戦は平日のデイゲームなのに満員だった。セリーグ各球団が交流戦で巨人戦をパリーグに取られたくない気持もよくわかる。)

いつもはホームランを数本打たれると無抵抗になるマリーンズ打線だが、珍しくこの日はメイの3ランで追い上げ、9回表を終わって同点であった。9回裏先頭は酒井忠晴。絵に書いたような見事な1塁線を破る2塁打。次の打者がバントで1アウト3塁。ここで代打が男・石井浩朗(昨年引退)。スクイズでも外野フライでもサヨナラ試合である。あわやホームランかの大ファール。場内溜息。打ち直したら、ホームラン。私は手にしていた氷イチゴをぶちまけてしまった。

あの感動的な試合をさりげなく演出していたのが酒井だったと思っている。マリーンズは地味だがいい選手が多い、そんな認識を持ち始めたきっかけが酒井選手であった。中日ファンの皆さん、今年から応援してあげてくださいな。出戻りなんて言わないで。

なんで酒井の事ばかり書いたのか?昨夜のロッテレビ(ケーブル千葉の番組。私は始めて見ることが出来た)でマリーンズの選手会のゴルフコンペを放映していたからである。そこに酒井選手(現中日とテロップが出ていた)も出場していた。ガムを噛みながら渋く雨の中プレイしてた。野球の時と佇まいは同じであった。他の選手が「思い出作りのため」と解説していたのがちょっと悲しかった。

今江選手もコンペに参加。将来大物になりそうな雰囲気があった。

CNC(千葉ケーブルテレビ)はかなり暗い画面であった。当日の雨のせいもあっただろうが。うっかりすると、どっかの会社の大男社員限定コンペビデオみたいに見えた。酒井の渋い横顔で「ああ、マリーンズのコンペだ。」と見落とさずに済んだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★
今日の就職活動
1)昨日の夜の会社に行く。集団面接3名。一人の応募者は作文を自宅で書いてくるように指示されていないと怒っていた。現地で書くために下書きをしていたのでそれを提出し、問題は無かったが「この会社の人事の人おかしいですね。」ときのう僕がこの日記で書いたのと同じ感想を出していた。

2)友人に会いに行く。私が現在エントリーしようかどうか迷っている仕事をもう18年も続けている。「営業の仕事はいつでも必要とされるし、例え失敗してもノウハウはなんらかの形で役に立つからやっておいたほうがいい。」話をしているとかなり気が楽になった。

3)先週に合否の返事をくれる筈の会社から
「昨日、不採用との連絡を送ってしまったが、まだペンディングだから、こちらからの手紙は無視して下さい」との連絡。多分相手の本命の奴からふられたためにとりつくろっているだけだろうが、それはおくびにも出さず「連絡無かったので不採用だとばっかり思ってました。不採用でも連絡は下さい。」と念を押した。

4)渋谷で乗り換えの際、昨日のスポーツバーの場所を確認してみる。渋谷109の左の坂(道玄坂)の右サイドを登り、右手に「道頓堀劇場」(入場したこと無いが多分ストリップでしょう、ちなみに大阪に住んでいた時捜したが、道頓堀にはそういう不健全な所は無かった)の黄色い看板が見えたら右折、チョット奥まった所のビルの地下である。マリーンズファンをターゲットにしたスポーツバーというコンセプトか。堅気の人がうっかり入場したら耐えられるかな?SMクラブやホモクラブに間違えて入ってしまったようなカルチャーショックを受けるかも。
 バーの周囲はラブホや風俗がいっぱいあります。駅からはそんなに遠くないです。

今日はこんなところで。2177

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