新宿の会社に面接へ。往復交通費1500円位。
予想したとうり、酷い営業会社。最初に1時間くらい費やして事業の宣伝。俺が聞きたいのは「会社は無借金(=銀行が金を貸さない)です!」なんて事じゃない。あんたの会社は「何」を「誰へ」「どうやって」売るのかを聞きたいのだ。長い時間費やして解ったのは「パソコンと英会話」の教材を、飛び込み電話で、サラリーマン相手に仕事時間中に80万円ローンで買うよう「情報提供する」との事。違法ではないが、やりたい仕事ではない。少なくとも好きになれるか、来る十年間(それが終わったころ、私が出来る仕事は老人の仕事であろう。清掃とか警備とか)は我慢できるような仕事内容と会社内容であるかでないと腰を据えて求職期間を続けている意味が無い。無職生活そろそろ4月目が終了しそう。

ビルは新宿の高層ビル群の中であった。日本経済の中心のような顔にみえるが中でやっていることは本当に貧しい。税金で建てられた豪華な都庁庁舎を見上げ溜息が一つ。このビルからは価値・イノベーションは作り出されていないのだ。

経済の本流からはずれてしまい、貧民となって盲流となりつつある中年男一人。

昨日吉野家D&Cの株式優待券を金券ショップに持ち込み現金化。4100円。本年始めての収入である。5000額面で吉野家の牛丼が食える。配当金1280円(半期、税引き後)と比べるととんでもない高配当である。
吉野家の配当率は

10760円(配当の年合計)÷
193000円(私の買値、1株)=5.5%

だだし2株買っても牛丼券は同じ枚数しかくれないから、投資株数は増やして無駄。またキャピタルロス(金曜終値で171000円)も生じている。
まあ、遊びの投資ですね。

現金化した金は夜の飲み会会費とほぼ同じ。
飲み会の主旨はつぶれた会社の面子が集まって傷を舐めあい、かつ新年を祝うとの事であった。営業出身者は再就職先が皆見つかっている。自分で会社を起こした人もいる。あちこちで儲け話に花が咲いている様子。主催者の親父も新しい勤務先の宣伝に必死。会の進行も、会費の徴収も行わず、ひたすら資料を取り出している。「来るんじゃなかった。」とは思いつつ、会計係りを引きうける。

主催者親父にかく言われる。「いま無職?40歳?
おれが40の時は必死に仕事していたよ。ぶらぶらは良くない。」殺人罪に問われそうなくらいの思いが込み上げる。あんたもつい最近まで無職やないか。そもそもこのご時世、仕事が無いんじゃ。

しかし逆境だとその人の本音・人格があからさまにわかるものである。思いやりのないじじいだ。(仕事見つかってもこの親父とは仕事しないぞ。)

仲良しから「○○の仕事なら出来る?」私「だいじょうぶですよ。その知識はあります。」友人「じゃ、メアド教えて」その場で携帯メール、フリーメールまで全て教える。地獄で仏とはこの事。
あまりあてにはしてないが。

「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」という面白い本を読了。感想はあす。

月曜は面接は終わってペンディングになっている会社に、「その後どうですか」の電話でもいれておくか。水曜には1社返事が来る予定。1288

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