無職中でも正月らしく過ごしたい。ってな訳で夜更かしした後、朝から酒、昼過ぎは年賀状書き、夕食に酒、うっかり寝→今起きて今日の行事を終わらせようと日記書いてます。あぶねえ。一年の計は元旦にあり。保田の圭はモー娘。に無し。新年そうそう自堕落な生活でした。無職だと積極的に外界に関わろうとする意志が欠けてくる。私からは一枚も出さず旧年末を過ごし、ボッタクリ価格のコンビニ年賀状を今朝購入して、24枚返事をかきました。空欄に一言くらい書くのが常識なのでしょうが、あまり付き合いの無い人や絵に描いたような幸せそうな奴(クルーザーの上でに微笑んでいたり、見た事もない糞餓鬼の写真をのっける奴)には見事に何も書かず。気心の知れた人には「昨年末勤務先倒産の為、ずっと引きこもり生活をつづけています。」と簡単に挨拶しておきました。

昨晩紅白歌合戦の中島様はすばらしい歌唱力と存在感でした。人間に神々しさを感じる時ってそうそうないでしょう。NHKにいい年の瀬を過ごさせてもらったな。「中島みゆきファン」イコール「暗い」イコール「無職中年」イコール「一生独身」イコール「生涯素人童貞」なんて図式が成り立ちそうですが、(←ヲイ、話の展開しすぎや。ゴルァ)現在私が知る日本人最高の歌い手はみゆき様だと思ってます。ただ世代のわりには私のみゆき歴はあまり長く無いのです。多分持てない君の定番と言われていたので、無意識に避けていたのだと思います。糸井重里が「独身最後の日、笑いながらみゆきのレコードを捨てる。」なんて話を書いていたな。本気で好きになったきっかけは群馬の白髪門(山の名前です)に登った帰り、電車の中でFM群馬をぼんやりと聞いていた時でした。(話は脱線するけど、小生が登山をする時はその地方のマスコミ、特に地方新聞に極力触れようとしてます。)そのころテレビドラマ「家なき子」のテーマソング「旅人の歌」をふと耳にしました。「軍歌みたいな曲だな。」と思っていたら「♪君よ、歌ってくれ、僕に歌ってくれ」のあたりから背中に寒気を感じ始め(関西弁だと「さぶいぼが立つ」状態)、すっかり興奮し、電車を下りたら早速CD屋に駈けこみました。歌詞に感動したのではなく、多分彼女の声とメロディに興奮させられたのだと思います。その後北海道の山へ単独行したときは「旅人の歌」と小林旭の「熱き心に」を交互に歌いながら熊よけをしていました。(注、北海道のヒグマよけのためには登山や山仕事の時、鈴をならしたりラジオをならしたり歌ったりします。人間の存在を熊に知らせるため。登山中に歌を歌うのは呼吸を楽にする効果もあるそうですが、ばったり人に会ったとき恥ずかしいので本当に人が少なく熊がいそうな山だけ歌います。)凄く心がリフレッシュされます。みゆき様の歌で他に好きなのは「With」「竹の歌」昨日の「地上の星」「かもめはかもめ(マリーンズファンらしい選曲や。歌っていたのは研ナオ子)」「ホームにて」「あした」「やまねこ」です。

彼女の夜会(登場人物が少ないミュージカルのような物。プラチナチケットです。)は「2/2」「問う女」を見ました。みゆき様は良い歌手だとは思ってましたが、他の歌手と比べて圧倒的なレベルの違いを感じた紅白歌合戦でした。

昨夜は天邪鬼が多い2chの実況を見ていました。チャンネル権は弟に譲り、紅白はラジオで聞いていました。みゆき様登場だけ画面を見せてねとお願いはしておいたので黒部のトンネルの画像はしっかり見ていました。あそこで171人が死んだ訳だ。みゆき様2ちゃんでボコボコに言われているだろうなと思っていたら、案外素直に賞賛していた書き込みが多いのが意外でした。歌詞の間違えも報道はされていましたが、画面から感じる迫力に圧倒されてしまった人が多かったのでしょう。

紅白が終わり、年も改まってから近くの神社へ。
就職とマリーンズの栄光をお祈り。おみくじは吉。
夜中なのにバイトに励む巫女さん(たぶん高校生)から「おめでとうございます。」と白酒をもらう。
「この働き者!白い巫女姿って清々しくていいな、でもこの女の子たち普段はルーズソックスなのかな?」といかにもオヤジで罰あたりな事を考える。白酒熱かったです。

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